川田龍平議員が,代表質問で薬害イレッサ全面解決を要求

2011年01月29日

 川田龍平議員が,2011年1月28日の参議院本会議での代表質問に立ち,菅直人首相に対して薬害イレッサの全面解決を迫りました。

 川田議員は,裁判所の和解勧告はイレッサの問題を「治験の段階で副作用が全て分からなかったからではなく,命にかかわる情報を隠蔽し,情報を出さなかったことで引き起こされた薬害だと理解したからこそ出されたとその意義を述べ,製薬企業が致死性があるとされた臨床試験結果を致死性がないレベルと改ざんして記載し、肺障害の悪化が確認された実験データの報告を承認前に厚生労働省に伝えないなど、企業による様々なデータの改ざんと無視がされたことを指摘しました。

 そして厚労省が延命効果未解明のままスピード承認を行った。その結果、半年で180人、僅か2年半で557人もの死者を出したと未曽有の被害を指摘,死に至る副作用について情報提供が不十分で、多くの死者を生み出したことに対し国と製薬企業は責任があるとして,「この薬害を解決せよと裁判所は国に求めているのです」と述べて自身が薬害エイズ事件の被害者であったことに触れ,解決当時の厚労大臣であり,所信表明演説でも自ら「薬害エイズの菅」と述べた菅首相に薬害イレッサ問題の全面解決を求めました。

 これに対して菅首相は,薬害イレッサの全面解決については明確な回答を避ける一方,抗がん剤副作用被害死救済制度の創設に含みを持たせる答弁をしました。

 

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