薬害イレッサ訴訟上告審手続きに関するご報告とお詫び

2012年01月07日

薬害イレッサ訴訟上告審手続きに関するご報告とお詫び

 

2012年1月7日  

薬害イレッサ東日本訴訟弁護団  

    長  白 川 博 清  
事務局長  阿 部 哲 二
(連絡先)城北法律事務所(担当 阿部)

 電話 03-3988-4866  
FAX 03-3986-9018  

 

 薬害イレッサ訴訟につきましては、昨年11月15日、東京高等裁判所第10民事部おいて、一審
告4名の請求を全て棄却する判決が言い渡され、これに対し、11月17日、一審原告4名は上告
状及び上告受理申立書を提出しておりました。しかし、12月8日付で、このうち2名の方々(故近
澤三津子さんの姉である別紙目録記載の原告番号3と新潟の患者の遺族である原告番号4の原告)に
つき、上告状及び上告受理申立書を却下する決定を受け、この決定に対する許可抗告についても本日、
却下する決定の送達を受けました。

 これにより、上告審は、新潟の1名の患者の訴訟が終了し、故近澤三津子さんの件(原告番号1の
近澤昭雄が上告人兼上告受理申立人)と神奈川の患者の件(遺族である原告番号2が上告人兼上告受
理申立人)に関する審理のみとなりましたのでご報告致します。

 このような経過となりましたのは、昨年12月1日付で4名の一審原告の内、原告番号3及び4の
方々につき、訴訟救助申立を却下する旨の決定とともに、印紙代を5日以内の12月7日水曜日まで
に納付するよう補正命令が出され、同月2日に上告手続を担当していた東日本訴訟弁護団事務局長阿
部が送達を受け、事務職員に印紙代の納付を指示しましたが、事務職員が失念し期限内に納付せず、
事務局長において期限までに納付したのか確認を怠ったため、納付期限を徒過したことによるもので
す。

このような期限の遵守については弁護団事務局長の責任において厳重に確認すべきところであり、
その監督不行届によりこのような事態を招きましたことにつき、弁護団として、原告番号3及び4の
方々に、経過報告と心からの謝罪を申し上げ、幸いご理解をいただきました。

 薬害イレッサ訴訟にご理解とご支援を頂きながらこのような事態をまねきましたことに心よりお詫
び申し上げます。

 東日本訴訟は、原告団の理解を得て、2名の患者のケースにつき遺族2名が訴訟を続け(請求額総
額6600万円)、これまでの原告団の団結を維持しながら、東京高等裁判所の不当判決を正し、薬
害の根絶につながる正しい司法判断を求めていく所存です。

 このような事態を招きましたことを深くお詫びし、以上ご報告申し上げます。                                                          

 

薬害イレッサ東日本訴訟 原告目録.pdf

ページの先頭へ